2000.11.7「うどん本2」
今月になって讃岐うどんの本が2つでた。 |
という話を書いたのは忘れもしない1998年10月21日だった(過去の日記を見ればわかるエッヘン)。
それから約2年、ついに待望の第2巻が発売された。
今回のは地図も繊細、もとい詳細になって店構えや店内の写真も付いて目茶苦茶便利。
もうこれ一冊あれば他はなんもいらんぐらい。
うーん、やるなホットカプセル、天晴!って感じです。
でも……でもですね、僕としては逆にちょっと残念な部分もあるんです。
もう前みたく道に迷いまくってうどん屋を探すって事が出来なくなるから。
最近は「うどんツアー」って言葉が定着してきてるけど僕がうどん食いに行き初めた頃(97年春)は
まだ全店制覇(1)も無く「恐るべき讃岐うどん」と地図を見比べながら道に迷いながら……
そう言えば中北へは2回も迷ったんだよな、しかも2回とも雨ときたもんだ。 |
……でもそれを楽しみながら「うどんオリエンテーリング」って名付けて周ってた。
それが最近は色んなところにうどん情報(って自分も作ってるし、リンク集なんて作ってるけど)
があってしかもこの全店制覇2なんか出ちゃったら初めてのツアーでももうそんなに迷う事も
少なくなってしまうのかと思ってちょっと寂しい気がします。
でも道に迷ってうどん屋さんの近所に迷惑をかけたり、忙しい時にうどん屋さんに電話して
迷惑をかけたりする人もいるらしいので仕方ないのかな……
僕らがうどんオリエンテーリングをしてた時ともう数が違うんだし……
まぁ、おぢさんの愚痴だと思って流してください。
あっ、そうそうたまに地図にうそが入っているのは今回も変らんそうです ;-)
そう、全店制覇2が出る前にもう一つ大きな「うどん本」の発売がありました。
いやその文庫本なんで小さいって話もあるのですが……
そうあの迷著「恐るべき讃岐うどん」が文庫本になりました。
10/23に新潮社が新しく発刊した文庫本、新潮OH!文庫の最初の50冊に選ばれたんです。
内容は既刊の単行本1〜4の1,2巻から中心に抜粋し加筆、修正を加えたものとあまり
目新しいものはありませんが
ちゅう点においてエポックメイキングだと思います。
これでまた新しい人達が讃岐うどんの世界に足を踏みいれるのかなぁ。
「うどんオリエンテーリング」が「うどんツアー」になっても讃岐うどんの美味しさは変りません。
たくさんの人が讃岐うどんの美味しさに感動してくれる事を願ってやみません。
p.s.
ズームイン朝で1週間、讃岐うどんの特集がありました。
NHKでも「なかむら」が取りあげられました。
フライデーに「すみた」が載りました。
NUMBERの別冊「Title」に24時間で24軒の店をまわる記事が載りました。
おまけ
「アスキーネットJ」で讃岐うどんMLがちょこっと紹介(?)されるそうです。
「ライコスマガジン」で讃岐うどん王国がちょびっと紹介されるそうです。