きまぐれ日記

1999.07.15 「寝言3」(by 妻)

明石家さんまのドラマで、
「人妻にクマができているのは、亭主が絶倫か、亭主の浮気に悩んで寝不足かどち らかだ」
なぁんぞというセリフがあった・・・
ちゃうわい!!この私の消えないクマの原因は!!

・・・そう、それはこの寝言日記のためなのである。
寝言日記の第一弾が結構うけたのに気をよくした旦那が、枕元にメモとペンを置い て言った。
「なんか面白い寝言いったら、忘れないようにメモしといてね(はーと)」
バカも休み休み言え。
だいたいこちとら、首都圏並みの通勤時間をかけてフルタイムで仕事をしている身 。
なにが悲しくて、幸せそうに曝睡している旦那の寝言に、必死で耳を傾けなくては ならんのやっちゅうに。
そんなこっちの思いを知ってか知らずか、今夜も旦那の発する騒音はすさまじい。

「・・・・・」
え?なに?(だいたいうるさいにはうるさいが、ほとんど明確に聞き取れないこと が多い)
「・・・・・」
だからはっきりいってよ〜。
「スコスコさんだよ〜」
えっ、それって誰?(んなバカな名前あるかよ)
「ホワイト・ローズのぉ」
・・・なにそれ、店の名前?(変な店ちゃうん?)
「・・・愛ってワクのようなものだよ・・・」

さっきまでとはうってかわったようなはっきりした寝言の数々。
ひょっとして、これは日記のためのヤラセでは?との思いにでこぱっちんを繰り返 すこと数度。
見えない敵から逃げようとするかのような必死の様子に、眠っていることを確認し 、
さらに観察を続けたが・・・。

憑き物が去ったかのように、旦那の寝言は不明瞭なモノに戻ってしまった。

それにしても、もし「寝言に返事をすると寿命が縮まる」というのが真実なら
私は明日未亡人になったとしてもなんの不思議もないかもしれない・・・。
 

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